「あんた大丈夫?顔赤いけど」 お姉ちゃんが振り返ってわたしの顔をまじまじと見つめ、そんなことを言った。 お団子に結い上げてるのがなんだか色っぽい。 ……って、こんなことを思ってるわたしは変態みたいだ… 「ちょっと長く入りすぎたからかなぁ」 手で自分の顔を仰ぐ。 そんなに顔赤いのかな? 浴衣の襟元に視線を落とすと乾かしていない髪からポタッと雫がこぼれた。 夕飯の時間に間に合わなそうだったから急いで着替えてこうして早歩きでお姉ちゃん達の部屋に向かっているのだ。 髪は後で乾かそう。