「ねえ、郁磨。温かいものが飲みたいから買ってきて」 「はあ?なんで俺が」 「桃子の分も買ってきて」 有無をいわせない物言いと強い瞳に大上くんはグッと黙った。 す、すごい……お姉さん強い…! 「日向子もついてってあげな」 「へっ?なんでわたしまで!?」 お姉ちゃんの発言に梨菜さんまで頷いてしまっている。 チラッと隣にいる大上くんを見上げるとちょうど目があってしまった。 慌ててそらそうとしたその時、左手をぎゅっと掴まれた。 手に視線を落とす。