「俺、クッキーがいい!」
「えー、普通にケーキ作ろうよ。苺のケーキ!」
「クッキー!」
「やだ。ケーキ!」
笹本くんと千晶ちゃんの言い合いを、呆れ顔で見る町田くん。
佐野くんは…誰とグループを組むのかな?
何を作るんだろう?
「なぁ高野はどう思う?クッキーがいいよな?」
「未来!絶対ケーキだよね?」
笹本くんと千晶ちゃんにいきなり話をふられ、肩がびくりと跳ねる。
「えっ…と」
どっちがいいかな…?
佐野くんに気をとられて、全然考えてなかった。
すぐに頭に浮かんだのは、やっぱりロールケーキだった。
佐野くんが、食べたいと言っていたから…。
だけど…きっと作ったって、悲しくなるだけ。
思い出しただけで、こんなに胸が切ない。
すると…
「えー、普通にケーキ作ろうよ。苺のケーキ!」
「クッキー!」
「やだ。ケーキ!」
笹本くんと千晶ちゃんの言い合いを、呆れ顔で見る町田くん。
佐野くんは…誰とグループを組むのかな?
何を作るんだろう?
「なぁ高野はどう思う?クッキーがいいよな?」
「未来!絶対ケーキだよね?」
笹本くんと千晶ちゃんにいきなり話をふられ、肩がびくりと跳ねる。
「えっ…と」
どっちがいいかな…?
佐野くんに気をとられて、全然考えてなかった。
すぐに頭に浮かんだのは、やっぱりロールケーキだった。
佐野くんが、食べたいと言っていたから…。
だけど…きっと作ったって、悲しくなるだけ。
思い出しただけで、こんなに胸が切ない。
すると…


