ベッドから始まる恋。




「霞は…相変わらず、って感じ?」

「え!?う、うん…相変わらず」

「そっかぁー…じゃあ、寂しい24歳独身にかんぱーいっ」

「か、かんぱーい…」



ごめん二人とも…嘘ついて。

でも言えない…

優男アレルギーとか言われておいて、その優男と酔った勢いでして、なりゆきで付き合うことになったなんて…

気まずくて言えるわけがない…!!



そんな心苦しい気持ちを抱きながら、私はピーチフィズをゴクリと飲んだ。