空を見上げて【短編】

「なー、桜」

急にてっちゃんが話し出す。

「んー?」

「空のこと………や、なんでもない」

「てっちゃん、どうしたの?」

「や、いいや」

「ふぅーん…変なてっちゃん」

そう言ってあたしがくすっと笑った

「っ///////////」

すると真っ赤にさせて俯くてっちゃん

「てっちゃん?」

あたしがそう言っててっちゃんを

覗き込んだ時だった。