「久しぶり♪」


久々にこんな至近距離であなたの笑顔を見た気がする…




「…は…く…?」


「何でそんな驚いてんの?(笑)勉強?」


変わらない笑顔

静かな図書室にあたしの胸の音…響いてない?


心配にすらなる




「…うん……白は?」


「俺は暇つぶし♪」


「何か…予定があるってこと?」


「ん〜今日予備校突然休みになってさ、家じゃ勉強やる気しねぇし…どうしようかと思ってうろついてた」


「…予備校…行ってるの?」


「おー♪無理矢理誰かに引っ張ってもらわねぇと、今は勉強手につかねんだ(笑)…椿は行ってねぇの?」


「うん…あたしはみんなに合わせるの……苦手だから」


「なるほどな………なあ…ちょっと外出て話さね?」