ストロベリーキャンディ



きれいな人は真っ直ぐ私を見て自己紹介をした。


「改めて、俺の名前は海道 宏」


「私は・・・朝比奈 ちの・・・」


私は鞄の中から苺味の飴を取り出して、海道くんに差し出した。


「仲良しのしるし・・・」


「さんきゅー、朝比奈」


海道くんは、飴を受け取るとそれをポケットにしまった。


「そんじゃ、帰ろっか!」


いままで気付かなかったけど、ずっと玄関で立ち話をしていた。


「・・・うん」