嘘つき彼氏 (完)








私はまた、泣きそうになったから







「っ、はなしてっ!」






そう言って私は翔太の手を
振り払おうとしたけど
やっぱり敵わなくて






そうこうしてるうちに
翔太に腕を引き寄せられた