25日、あたしは待ち合わせの場所へと向かう。 待ち合わせ場所には、悠太君はもう着いていて。 「ご、ごめんねっ」 「いいって。それより、手貸して」 「うん?」 あたしは言われた通り手を差し出すと、悠太君はギュッとあたしの手を包んだ。 「冷たいじゃん。俺の手袋貸すよ」 「え、い、いいよっ!!」 「いーから」 「……ありがと」 やっぱり、今日も悠太君は優しい。 ……でも、ちゃんと言わないといけないんだ。 あたしが好きなのは……翔太だからって。