正門に行けばすでに泱津高校の人達がいた。 うおー、流石バスケ部。 皆身長が高い。 「あのー、泱津高校の生徒でしょうか?」 「ん? あ、もしかして、バスケ部のマネさん? 俺は泱津高校主将の須黒陸(スグロ タカシ)。 今日は宜しくね。」 「あ、私は高宮優と言います。 今日は宜しくお願いします。」 …ん?ちょっと待って。 この人さっき須黒って言った? 「もしかして…」 「うん、君が思ってる通りだよ。 俺はここの主将、須黒海の弟。 二卵性の双子なんだ。」 へ、へー。 確かに似てないもんね。