悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇

「……さっきはごめんね。
無視して。」




「……あ、あぁ。
俺も高宮に当たって悪かったな。」




「うん。まあ、私にも常盤君の気持ち分かるしね。
イライラは誰でもするよ。

てか、常盤君のスリーポイントってめちゃくちゃ綺麗だよね。」




「は？」




何言ってんだ、高宮は。




「あんまりバスケの事は分からないけど常盤君のシュートが綺麗っていうのは何と無く分かるよ。


軌道が高くてさ私は凄いと思う。」




「………」




初めて言われた言葉に俺は嬉しかったんだと思う。




淳也side終わり