「…誰?」 「!」 聞き慣れない低い声に鳥肌が立つ 「…シカト?」 「あ、ごめ…」 さっきまで自分がずっと シカトしてたじゃんと思いながらも つい謝ってしまう 「隣に住んでる成優だよ 覚えてない?」 「…成優?全然分かんなかった」 「部屋が真っ暗だから分からないんだよ 開けるよ?」 私がそう言うと手をスッと離す