そして、あっという間に7時になった。 「じゃ、俺帰る」 『…うん。送るね?』 明日から、一緒に帰れないと思うとさみしい…… でも… 駿のためだもん! 我慢我慢!! 「あ。菜々」 『ん?』 ーーちゅっ 私が顔を上げた時…… kissされた。 私は、びっくりして固まってしまった。 「可愛い。一週間…寂しい…」 駿…… ごめんね? 私の勝手で… 『私も寂しいよ…』 「…一緒」 私達は、笑ってからバイバイした。 駿は、振り返らずに帰ってしまった。