本当にどうしよう……


私は、無理矢理手を離させようとした。


でも、逆に強く握られてしまった……


ご飯、作れない……


『駿?ご飯いる?』


駿「スースー」


寝てる…?


うーん……


本当に寝ちゃってるみたい……


どうしようかな…?


駿「菜々は…俺と離れたいの…?」


あ。起きた。


起きたと思ったら、急にそんな事を聞いてきた。