困り果てている音夜君と、北野さんに嫌
悪感出しまくりな黒木君と渡辺君。
自分が歓迎されてないって、気付いてな
いのかな?
「もういいよ。心優ちゃん、おいで」
ふと、呆れたようにそう言った黒木君が
私の手を掴んで。
「音夜ぁー!そいつどうにかしとけよ!
」
渡辺君も音夜君にそう言うと、ニッコリ
と笑って私を見て。
音夜君は置き去りにされたまま、何か叫
んでいた。
◆◆◆
「んじゃ、心優ちゃんはここで待ってて
ね!」
ニッコリと微笑んだ黒木君にそう言われ
て座らされたのは、校庭の特設ステージ
を一望できる会場で。
「ありがとう、黒木君」
と言うと、黒木君がクスッと笑った。


