「・・・掟は、神崎を捨てた者への罰。
何をされるかっていうのは・・・監禁になると思う。」




「・・・なんだよ・・・!何とかならないのか!?」



徹が言ってくる。希望は無いのか・・・とでもいうように。




「・・・何かを決めるときは、若頭の意見で決まる。
若頭が、頭に言えば・・・解放される。
 それか、説得が出来れば解放される。」



「・・・若頭は、誰だ?」




海斗が言う。若頭は、私だ。でも、言ったら駄目。