「・・・速かったね。」



胸倉をつかむ手が弱まった手を振りほどき、修一に言った。




「当たり前ですよ!
桜様の電話があれば、火の中、水の中・・・ですよ!
 ご機嫌麗しゅうございますか?」




・・・あれだよね。
王龍の人達って今、間抜け面が一番あってるよね?