教室に戻ると、親友である濱岡芽衣に興味津々に聞かれた。
「告白、うまくいった?」
「一応、彼女になりました」
「やったじゃん!今まで頑張って良かったね。あーもうウチが泣いちゃいそうだよ」
そう言って芽衣は私の頭をポンポンってしてくれた。
「でどんな感じだったの?俺も美紅が好きだみたいな?キャーッそんなコト北城君に言われたら私死んじゃう」
芽衣が話してるようなロマンチックな告白じゃ、無いんだよね。
「何かね―…」
私は今日北城君に言われたことを、芽衣にそのまま伝えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…