「それに、俺、学校行っても寝るよ?」
「私が責任もって起こします!」
「ってかどうして瑞波が急にこんなことしにきたわけ?」
みずは
急に呼び捨てにされて少し驚く。
「それは‥隣の席だから。」
バカな私が大学に行くためだ、なんて言える訳ない。
「俺さー、あんまり学校好きじゃないんだよね。」
「そんなの私だって!」
思わず言い返す。
そりゃ、友達と話してれば楽しいし、行事も盛り上がるけど、あんな勉強ばっかのところ、好きじゃない。
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