「あっ、はい、あの!」
私はその場で頭をさげた。

「学校にきて下さい!」

「んー‥いきなりそんなこと言われてもなぁ。ってか、あのー、どなた様ですか?」

「あっ、四月から隣の席になりました永田瑞波です。」

「永田さん‥」
「みずは、でいいよ。」
「ん。で、急にどうして。」

あー、なんか、なんか、この人、話しづ
らい!!

「あの、学校きてくれませんか?」
「えー、外は寒いしなー‥」

もう四月ですよー‥

「学校、きて下さい!」
「んー‥朝起きれないしなー。」
「モーニングコールするんで!!」