沈黙が流れる。
私なにをいえばいい?
彼になにを言えば‥

「詩月くん!わたしは離れていかないよ!大丈夫!約束したじゃん、詩月くんも巻き込んで学校楽しませてあげるって!だから、ちゃんと横にいるから!」

詩月くんがなんて言って欲しかったのか私にはわからない。

でも、それでも、私の精一杯の気持ち、伝わったかな?
私は詩月くんが好き。

だから、離れたりしない。

「みずは‥もう大丈夫。ありがと。」

詩月くんが顔をあげる。

「なんか、みずはってすごいなー。なんか、エネルギーの塊?みたいな‥」

「うん!私といれば詩月くんも元気になれるよー!」
冗談ぽく言ってみる。