それから2時間後、
私はすることもないので彼の寝顔を眺めていた。

私よりまつげ長いかも‥
肌もキレイだし。
ほんと整った顔。

彼の頬に手をあててみる。
温かい。
その時、彼が薄く目をあけた。

「‥みずは。手冷たい。」

「うわっ!ごめん!起こした?」

「うん‥ってか学校は?」

「休んだ。詩月くんが心配だったから。」
「あ‥おれ昨日‥そんで朝起きれなくて‥みずは巻き込んで‥ごめん。」

「ううん。」