次の日。
また私は詩月くんの家まで迎えにきた。

四月いっぱいはここにくるって決めてたし。
詩月くんとか絶対自分で起きれなそうだし。


ピンポーン。

インターホンを押すが返事がない。
もう詩月くんったら!

私は少しイラついて玄関のドアノブをガチャガチャ回した。

‥ん?
開いてる‥?

ドアの鍵がかかっていない。

もしかして、もう家でたとか?

私は中に入って家にあがる。