ってかてか!
なにこれ!
違うよ、私はただのお世話係であって、大学に行くために面倒な不登校児の面倒なんてみているわけであって、そこから恋愛に発展するとかありえない。
その時、
「あのー‥」
聞き慣れた声。
私は振り向く。
「詩月くん!?
ど、どうしたの?」
なぜかどもる。
「はちまき、借りてていいですか?」
「あー‥いいよ!私もう試合無いし。」
「どうも。」
沈黙が流れる。
私はなんとか言葉をさがす。
「すごかったね!バスケ上手すぎ。びっくりしちゃった!」
「頑張るって言ったじゃん。」
「あ‥うん。」
「いくら一回戦負けだからってこんなとこで1人で落ち込まなくていいのに。」
「違うよ!さすがにそんなに落ち込んでません!しかも勝ってくれるんでしょ。期待してる!」

