次の日の朝。
私はいつもより30分早く家をでた。

ぜったい!
ぜったい学校まで連れて行くんだから!

もはややけくそだ。
早歩きで、うちから徒歩10分の彼の家に向かう。

家の前で一つ深呼吸して、インターホンを押す。

‥誰もでない。

あぁもう!
詩月くん以外誰もいないの?
もう一回押す。
‥でない。

モーニングコールするって言ったけど、
ケー番知らないし‥
こうなったら‥