まぁ、別にまた学校が嫌になったら今までの生活に戻ればいい。 永田瑞波 彼女への好奇心と、学校を楽しむことへの憧れが心にわいた。 とにかく、こいつについていってみようかなって。 嫌ならやめればいいし。 どうせ学校にいったって寝てるし。 それに瑞波にさからうのも面倒くさい。 逆らわず、流されて生きてきた俺にはこの選択がきっと正しいんだろう。 この時はまだそんな気持ちだった。