三角関係

クラスにも慣れ始め、あたしたちは5月にある宿泊学習の班を決めていた。

「あたしは別に梨香子となれれば他はだれでもいいよ」

「あたしも~」

3組はあんまり班決めがうまくいかなかった。
別に誰でもよくないかな? そんなに重要か?

てか、何にもめてんの?

黒板のまわりに集まってる集団の中に入ってみた。
すると数人の女子達が亮介の取り合いをしていた

なにーーーーー! あたしが見ない間にそんなことになっていたなんて・・・

「橘君は誰となりたいの?」

1人の女子が言った。
たしかあれはかわいいと評判の西条さん。

「別に俺は・・・」

亮介困ってるじゃん! でもどうしたら・・・

「”亮介一緒になろっ!”っていいな」

後ろから梨香子に言われた。

「そんなの絶対無理!」

「でも、亮介亮介困ってるよ」

それはそうだけど・・・
あんなピリピリムードで言えるか?

「今だ!」

ポンッ!

「うわっ」

梨香子に背中を押されてあたしはピリピリムードの中に入ってしまった