部屋に戻ると結衣は、私の着替えを準備してくれてて、私はそれを受け取り大急ぎで着替えた。

「聞いてよ玲於のヤツ、さらに生意気になったの」

「でも玲と玲於って美男美女姉弟で、有名だよね」

「へー、そうなんだ」

「玲於は高1の間じゃ冷酷王子で有名だよ、今まで何人女の子を鳴かせてきたか」

「アイツ女子泣かせてんの!益々許せない」

「まあまあ、玲於も色々あるんだよ」

「ふぅーん」

私は朝ごはんのサラダを少しだけ食べて、歯磨きをして家を出た。

よし、まだ間に合う。