それから私達は違う所をまわった そして 女子の待ちに待った夜がやってきた ――――――― ――――― 「え、る、留衣、行っちゃうの」 「うん、彼氏の所ね」 修学旅行と言えば、みたいな 展開がまわってきましたよ 「私1人かあ」 「先生に会いに行けばいいじゃない?」 ……無理だよ だって先生は男子の棟の見張りだし 「……よし、私に任せてっ」 「留衣…?」 「私に、いーい考えがあるの」