先生は気だるそうに時計を見ていた 「せーんせ!」 「お、綾」 私を見た途端笑顔になる先生 それを見て私も口元が緩む 「見周り?」 「おお、楽しんでるか?」 「うん!」 幸せ… 本当に幸せだよ~… 「あー…綾と早くやりてえな」 「なっ!せ、先生!」 「帰ったらまたしような、綾?」 「……うん」 私が俯いて返事をすると プッと笑って頭を撫でる先生