そして私達は車の中で肌を重ねた 「っはあ……先生、好き」 「ん、俺も」 先生は私を抱き上げると 自分の足の上に乗せた 「課外学校楽しみだな?」 「うん!」 「あんま男と仲良くすんなよ」 「はあい」 私は返事をしながら先生の ふわふわな茶髪を触った これは私の癖になっていた 「そうだ綾」 「なに?」 「これ、やるよ」 そう言って先生が出したのは 白いダイヤのピアスだった