――――そして綾が眠った後

拭ける所の汗を拭いてやった




ごめんな綾

俺が1人にしなければよかったのに




やっぱり俺は

綾の事が好きだ




決して綾が俺を好きじゃなくても

俺は綾の事が好きなんだ



「綾、早く起きろよ……?」





するとだんだん

俺の瞼も落ち始めてきた



そしていつの間にか

俺も綾と一緒に眠りについていた