私はそんな事を思いながら教室を

出ようとした……その時だ



「井端」



と城山先生に呼びとめられた



「何ですか?」

「綾…安藤はどのくらいあるんだ」

「38℃くらいありましたね」

「そうか…」



…見た目怖くてもこんな時は

全然怖くないな、なんて思う








私は綾に幸せになってほしい



だから

私を恋のキューピットにさせてね