教室に入ると黒板の前には 担任と城山先生が何か話していた 私は綾のバッグに用具を入れ 担任に知らせようと前に行った 「あの、先生」 私が声をかけると2人の先生は こっちを振り返った 「井端どうした?」 「綾が熱あるので早退しますって」 「おお、そうか、わかった」 チラッと城山先生を見ると あからさまに動揺していた ……もうくっつけばいいのに…