第2話 綾side






「安藤、明日の朝職員室寄れよ」




昨日の放課後に担任が言った



「はあ、めんどくさあ」



私はいつもより少し早めに

学校に着いて職員室に向かった



憂鬱…

朝からあの空気の中に入るなんて




ガラッ

「失礼しまー………」




何!?

何この光景!


ドアを開けたそこには校長先生と

知らない茶髪の男が握手をしていた