「綾ったら、あっついんだけど!」 「留衣大好き!」 「私もだよ~!」 ………あれ 綾、本当に熱いんだけど…… 「綾、ちょっとごめんね」 私は綾の前髪をかきあげて 手を額に合わせた 「あっ……綾、熱あるよ!」 屋上に長い間いたからかな? 「え、熱…?」 「もう今日は早退しな?」 「ん、そうする、頭も痛いし」