私はそれからの授業であの元ヤンの 優しい笑顔が頭から離れずにいた だって あんな顔で笑うんだもん… 誰だってドキッてしちゃうよ… しかも今日から補習だし… 2人きりって本当に無理! 「綾~」 「留衣」 留衣は私の前の椅子に座って 「もうすぐ放課後だね」 と時計を見ながら呟いた