安藤はそそくさと俺の前から去った



んなに俺の事怖いのかよ?

まあしょうがねえか



俺も3時限目は早速数学だなと

溜息をつき数学準備室に戻った




「安藤、綾か―――……」




もろタイプだ


でも俺は教師の身だし

生徒と恋とかできねえし……



「あー…落としてえな」




俺は

静かな廊下を歩きながら呟いた