「あ、あの、私には拓真がいっ…」 私が最後まで言いかけようとした ―――その時だった 「翔也!てめえ何やってんだよ!」 カフェの入り口で愛しい人の声 「たっ、拓真!?」 「…何で来るんだよ……」 拓真は私の腕をグイッと掴むと 「こいつ俺のだから」 と言って胸に抱き寄せた っう… こんなとこで恥ずかしいよー!