すると翔也さんは腕を組みながら 私の顔をジッと見つめた 「えっと、な、何か…?」 「ん、やっぱ可愛いなお前」 「っえ!?」 か、かかか、可愛い!? 「なあ、拓真やめて俺にしろよ?」 翔也さんは煙草を吸いながら 私の頬をするっと撫でた こ、ここ、これって告白!? 私には拓真がいる! だから断らなくっちゃ……!