そして拓真は1回起き上がって 私の顔をジッと見つめた もう…言いたい事はわかってる 「…つけなくて、いいよ」 「…綾」 「子供、欲しいもん……」 拓真の優しい目が 私の目とバチッと合った いつか言った “子供は2人がいい” もうすぐ叶うといいな―――… 「綾、生初体験じゃね?」 「な、なまっ!?」 「何顔赤くしてんの、えっち」