実は私達は 拓真が代理を終えた翌日に―――… 数学準備室で肌を重ねていた 「俺が忘れ物しなかったら…」 「はいはい!」 「ま、綾気持ち良さそうだったし?」 「も、もうそれはいいの!」 あんな恥ずかしい事もうできない! 思いだすだけで照れちゃう…… 「いろいろあったな」 「そうだね!」 「綾が頭悪くなかったら会えなかったな?」 「何それ~」 でも―――… 確かに私が数学できなかったら 拓真の補習はなかったもんね