元ヤン教師と甘い授業 完








「それーっ!」



私はブンッとブーケを投げた



それは綺麗な放物線を描いて…




「っ………」



聖太君の手元に納まった


少しの間があり女子からブーイング

聖太君は私を見て苦笑



「あはは、ごめんね聖太君」

「綾、腕力ありすぎだろ」



幸せ…

皆が笑顔でお祝いしてくれる




拓真を見ると

優しい笑みを浮かべていた