「そんな冗談やめてもらいたいな」 佐野は 「お前…」と言って唇を噛んだ 「なんだって証拠もないのに」 佐野が俺等の証拠を掴んで いなかった事は知っていた 「それは!俺が聞いたんだよ!」 「君が聞いただけじゃあな…」 こう佐野が訴えると… 俺に訴えられた佐野が俺に恨みを 持って嘘をついている様にしか 聞こえなくなる だから、俺は有利って事だ 「俺が生徒と恋愛する訳ないです」