拓真side







俺は綾を先に家に帰らせてから

証拠の品を持って職員室へ



コンコン

「校長、失礼します」

「おお、城山君、どうぞ」



中に入ると校長と教頭と

綾のクラスの担任と……



佐野がいた



佐野は俺をギロッと睨んだ



「君の指示通り佐野君を呼んだぞ」

「ありがとうございます」

「それで?君の言いたいこととは?」