「帰りに佐野の事で話つけてくる」

「うん、頑張って」

「だから、俺の家で待ってて」



先生はそう言うと

私に鍵を手渡した


…合、鍵だあ…



「うん、わかった!」

「…あとこれ」



そう言って先生が取り出したのは

白い小さな箱だった


「開けてみ」


私はリボンをほどいて開けた



…っ

これって…



「ピアス、だあ…」



前のより輝いてて可愛かった