元ヤン教師と甘い授業 完








俺がそう質問すると綾はぷくっと

頬を膨らませ「意地悪」と呟いた



「嘘だわバーカ」

「…むう」

「俺ショックだった、ああ言われて」



すると綾は俺に抱きついてきた



「先生、好き、大好きなの」

「ん」

「もう離れたくない……!」



俺は綾の頭をよしよしと撫でて

綾を隣に座らせた



「だからあと5日間、我慢しろ」

「……うん」

「俺がやめたら俺と恋しようが
 誰も何も言わねえから、な?」



綾とあんま会えなくなるのは

嫌だけど、付き合えない方が

よっぽど嫌だ