先生、大好き、大好き

離れたくない



別れたくない

ほんとはずっと隣にいたいの




「せんせえーっ……!」




私の泣き声は

大きなホテルに吸い込まれてった








――――これを境目にして



私の生活から笑顔がなくなった


どんなに留衣が話しかけてくれても

私は決して心から笑う事はなかった