元ヤン教師と甘い授業 完









「何暴れてんの?綾は俺の女だろ」

「……っ…」




すると俯いていた先生が

パッと顔を上げこちらを見た



少し距離があってもわかる

先生の目がカッと見開かれた事




「どうも、城山先生」

「………どうした?」



怒ってる

声がいつもより低い…



「ほら、綾、言えよ」

「………」



先生は私の事をジッと見る


でも聖太君を見る目とは違って

目を細めた優しい目だった