「何で……こんなことするの…」

「先生と生徒が付き合うのも
 どうかと思うけどね、俺は」

「……っうう」




ぐったりとする安藤の体

俺は抱きかかえながら呟いた




「ばれれば安藤は最低退学」

「っ」

「城山は……クビ」




安藤の小さい体がビクッと震えた



「どうすんの?」

「……付き合う…」

「…綾、イイ子だね」

「付き合うから、ばらさないで…」



俺はフッと笑った

それでばらすほど俺は悪くないよ